SynthV Studio右端のに並んだアイコンの中で、以下の緑色にハイライトされた「↗」マークをクリックすると、レンダリングタブが表示され、音声の書き出しに関するオプションを選択することができます。

エクスポート設定[]
出力先フォルダ[]
出力先フォルダにフォルダのルートを直接入力(コピペ)するか、右側にあるファイル名をクリックすることで音声を書き出す場所を選択することができます
※現バージョンでは「フォルダの参照」が使いづらいのでパスを「C:\Users\Public」の様にコピペすることを推奨

ファイル名[]
音声ファイルの名前を生成することができます
※各ファイルの命名法則は後述
トラック[]
トラック部分のチェックボックスをクリックすることで、任意のトラックを書き出すことができます
マスター……ボーカル・オーディオトラックを全て混ぜて書き出す
※1 トラックの書き出しはトラックの音量設定に依存するので、各トラックにミュート・ソロ設定を掛けていると出力されない可能性があります。

トラックの命名規則[]
マスターの場合……ファイル名_MixDown.wav
個別トラックの場合……(ファイル名)+(トラック名).wav
例:ファイル名「Song」、トラック名を「Vo1」「Vo2」で書き出した場合
マスター……Song_MixDown.wav
各トラック……Song_Vo1.wav,Song_Vo2.wav
フォーマット[]
トラックの下部より、書き出す場合の設定を変更することができます

チャンネル[]
モノラル・ステレオで書き出すかを選択することができます。
※トラック設定でパン(音を左右に寄せる機能)を設定した場合は「ステレオ」を推奨
ブレスの分離出力[]
息成分を様々な形で別途出力できるようになります
ブレスを追加チャンネルとして[]
左トラック(L)を普通のボーカル、右トラック(R)を息成分のみで書き出します
※チャンネル系オプションを選択した場合、上記の「チャンネル」オプションでモノラルを選択した場合にもステレオ形式で出力されます。

ブレスを追加ファイルとして[]
普通のボーカルファイルと息成分のみのファイルを1つずつ書き出します
※息成分のみのファイルの命名規則は「ファイル名_トラック名_Asp.wav」
ボーカルファイル

息成分のみ

ブレスを別チャンネルとして[]
左トラック(L)は息成分を抜いたボーカルを、右トラック(R)を息成分のみで書き出します
※厳密に言うと「整数次倍音」と「非周期性成分」(非整数次倍音)に分けて出力されます。

ブレスを別ファイルとして[]
息成分を抜いたボーカルファイルと息成分のみのファイルを1つずつ書き出します
整数次倍音成分のみの音声

非周期性成分のみの音声

ビット深度[]
お好みのビット深度を選択することができます
16bit……標準的なフォーマット
24bit……16bitよりも音の波形の解像度が2倍(音質が向上する)
32bit浮動小数……音割れしなくなる
※大まかな説明ですので、詳しいことは各自で調べるようにお願い申し上げます
サンプリング周波数[]
お好みのサンプリング周波数を選択することができます
44100Hz……音楽の標準。CDなどはこの形式
48000Hz……映像の標準。動画などはこの形式が多い
96000Hz……ハイレゾ。詳しいことを知らない場合は選択しないことをおすすめ
※大まかな説明ですので、詳しいことは各自で調べるようにお願い申し上げます